« 4日目 ミラノ・ソレント | トップページ | 6日目 ポジターノ・ナポリ・フィレンツェ »

2006年4月 5日 (水)

5日目 ソレント・カメオ・ポンペイ

Dsc00306 地中海を望むテラスで朝食をとりました。昨日は暗くなってから着いたので、街の全景が見れなかったのですが、テラスからは切り立った崖の上に、レンガ色の屋根ととカラフルな壁の建物が並び、その間に多くの緑が点在するソレントの全景を眺めることが出来ました。今日は朝もゆっくりだったので、またも朝から贅沢な時間を過ごすことになりました。

Dsc00326その後、ソレントさんにホテルまで車で迎えにきて頂き、車で30分ほどのカメオの工場へ向かいました。「工場見学」と聞いていたので、小学校の社会見学で行ったような大きな工場を想像していたのですが、外から見ると「少し大きな家」というたたずまいでした。ソレントさんに、工程に沿って潮の香りがする工場内を案内していただきました。ここでは主に、貝殻のカッティング、整形、研磨を行っており、実際にデザインを彫っていくのは、職人さんが主に自宅で行うそうです。そしてその作業のすべてが手作業で行われているため、大量生産もできないそうです。「大きな工場」をイメージしていること自体が間違いだと納得させられました。 左の写真は現存する最も古いカメオで、約200年前に作られたものだそうです!

Dsc00332Dsc00345  午後からは火山の噴火により壊滅したポンペイの遺跡を訪れました。2000年前の都市の遺跡は、柱や壁に刻まれた文様が残されており、先生は着物のデザインの参考にと熱心に見ておられました。もうすぐ「袋帯 ポンペイ」といった作品が生まれるかもしれません…。そのころイさんは、たいへんなことをされていましたが、それはここでは言えません。知りたい方はポンペイまで行って、案内してくださったガイドさん(右写真)に聞いてみてください。このガイドさん、味のあるおもしろい方でした。

Dsc00372fix  夕方ソレントに戻り、この旅の重要なミッションのひとつでもある生地の買い付けに、街の生地屋さんを訪れました。はじめは店のご主人もなかなか先生の求めるものが分からなかったようでしたが、ひとつ先生が「これ!」と言った次の瞬間から、「それがいいなら、これはどうだ」というように通じ合っていました。言葉は店のご主人のイタリア語をソレントさんが英語に通訳し、その英語をイさんが日本語に通訳する…という感じだったのですが、「生地」を扱うプロ同士で、お互いに「さすがだな」というような空気が生まれていました。しかも、ご主人が25年前から使いつづけているという電卓は、先生のものとまったく同じもの。どこか通じ合うものがあるような2人に見えました。けっきょく2時間ほど、熱いやりとりが行われ先生も満足いく買い付けができたようでした。

Dsc00399その後、ソレントさんに会いに来られた遠距離恋愛中の恋人さんを交えて夕食に行きました。ローマの空港でソレントさんが一目惚れして以来…というのもすごいですが、納得させられるきれいな方です。この恋人さんが来られてから、ソレントさんは別人のようにずっと笑顔で、ハイテンションになってられました。わかりやすく。しかも食事中も私たちの目の前で、愛をささやきあい…。ザ・イタリア人という感じで、すごいなぁ…と思わず見入ってしまいました…。さらにおもしろかったのは、ソレントさんが知っている日本語を披露してくださったのですが…その言葉というのが「ワレ、ナメトンカ!」。しかもアメリカ人から教わったとか。最後にソレントさんがレストランのボーイさんに向かって「ワレ、ナメトンカ!」と言いながら支払いをされていたのには、私たちも今日一番の大ウケでした。写真はレストランを出て、寄り添い歩くおふたりです。ちなみにこの直後、ある事件がおこりソレントさんは彼女の蹴りをくらうことになりました。「事件」の詳しい内容は言えませんが…(ごめんなさい)。

というように、今日はすごく濃い1日となりました。

|

« 4日目 ミラノ・ソレント | トップページ | 6日目 ポジターノ・ナポリ・フィレンツェ »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/78215/1432590

この記事へのトラックバック一覧です: 5日目 ソレント・カメオ・ポンペイ:

« 4日目 ミラノ・ソレント | トップページ | 6日目 ポジターノ・ナポリ・フィレンツェ »