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2006年4月 8日 (土)

8日目 フィレンツェ・ミラノ

明日は午前中に出発のため、実質的には今日が最終日です。

今日は、イさんは仕事の関係で午前中別行動のため、ムさんと先生と私でフィレンツェを散策することになりました。芸術の街だけあり、道端で絵を売っている人なども見かけます。またフィレンツェに本店のあるフェラガモなど高級ブランドはもちろんのこと、露店が並ぶ通りもあり、落ち着いた雰囲気ながらも活気のある独特の空気の街です。

正午過ぎにイさんと合流し、電車でふたたびミラノへと向かいました。夕方ミラノ中央駅に着くと、不思議とミラノに「帰ってきた」という感覚になりました。駅からは少し離れたホテルにチェックインした後、5日ぶりにミラノの市街を歩きました。わずか5日前なのに、間の5日間が濃かったせいか、ずいぶん久しぶりのような気がしました。

最後の夕食は日本での食生活にスムーズに戻れるように(?)、少し軽めにしたのですが、これがまたおいしく…帰りたくない!と思わせるんです。イタリアは罪な国です…。

その後また少し街中を歩き、ホテルに戻ることとしました。ホテルのロビーでこの旅を振り返り、少し話をしました。先生は、「イタリア」という国そのものに特別な意味があってきたわけではなく、イさんが特別な思いを持ち、多くの人に見てもらいたいと思う国に行こうと思われたということ。それがたまたまイタリアであったということ。そして、一緒にこれたこと自体が財産になるということを話されました。また、イさんは旅行中もたびたび話してくださった「人と人のつながり」ということについて、人はひとりで生きているわけではなく、支えあって生きている。だから人を大切にする…ということを話してくださいました。ふたりが話されたことは、表現は違えどもその核心は同じで、「人を見る、人を大切にする」ということなのだろうと思いました。私にとっても、さまざまな人の厚意やご一緒させていただいたイさん、ムさん、先生の言葉が心に残り、それがスイス・イタリアでのことだった、という記憶になりそうな気がします。普通なら「イタリアでこんなことがあった」となりそうなものですが…。

こうして、あとは日本への帰路につくだけとなりました。

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